『モヤコレ』とは?
みなさん、はじめまして!
モヤコレ編集部です。
と、言われましても、そもそも『モヤコレ』をご存じないことと思います。そこで今回の記事では(そしてこれがモヤコレ初の記事です!)、わたしたちモヤコレの自己紹介を行わせていただきます。
わたしたちが日々生きるなかで、さまざまなことが起きています。
それはとても個人的な、私的な出来事であったり、またはより広く大きく、予想もつかないほどの社会的な出来事であったり、そのような日常の目まぐるしい変化と事象の間で、わたしたちはそれらを多様なかたちで吸収しながら過ごしています。
そしてそれらは、必ずしもわたしたちが喜びをもって受け入れられるものであるとは限りません。ときにはわたしたちにはコントロールできないほどの惨事である場合もあります。 目下ウクライナではいまだ安心して眠れる夜は訪れておらず、コロナ禍の情勢も落ち着く兆しは見えていません。そのような解決していない問題について、また今この瞬間にも続いている理不尽な事態について、怒りや抵抗の感情を忘れ、麻痺した日常に戻っていく人もあって、それにモヤモヤと渦巻く感情を抱くこともあって。その渦中にあってわたしたちは、毎日生きながらそのようなモヤモヤを飲み込み、溜め込まなければならないこともきっとあるでしょう。
でも、その心のうちのモヤモヤを、忘れてしまうのは違う気がする。
だってここには、確かな違和感があった。
それを忘れないために記録したい。
そのための場がここ、『モヤコレ』です。
わたしたちはこれからさまざまなテーマについて、エッセイや批評、論文など形式は自由に、少しずつ記事をあげていきます。大学生や会社員など、いろんな立場にいるわたしたちが、ひとつのテーマから見えてくる多角的な問題や日々のあれこれを、みずから立ち止まって考えられるように。モヤモヤがここにあったというその痕跡を残しておけるように。そして誰か、この場を見つけてくれたあなたの日常に、立ち止まって考える時間をもたらすきっかけになるように、そう願って。
それでは、これからどうぞよろしくお願いします!